サミットの物流センターには全国からの商品が集められ、ここから各店舗に運ばれる。物流2024年問題が来月に迫る中、トラックの荷待ちが課題となる。こちらの物流センターでは先着順の受付で、早朝に来る必要があり、長時間の荷待ちに繋がっていた。スーパーマーケット業界はトラック到着から出発までの時間を2時間以内にするというルールを決め、スーパー10社がトラックの予約システムを一斉導入した。予約システムは前日にドライバーや運送会社が納品時間を予約し、到着後すぐに納品作業を始められる。予約システムを利用し午後0時に到着したトラックは荷待ち時間が1分であった。1400箱以上の段ボールを1人で手作業で降ろしており、荷降ろし作業で1時間半かかっている。パレットがあればフォークリフトが使えるが、パレットを使うと荷物の量が約3割減り、メーカー側も利用に慎重になっている。