いわゆる2024年問題で、路線バスの現減便などが各地で相次いでいる。深刻な運転手不足で4月に2度の減便を行った横浜市営バス。減便を防ぐための対策が、運転手が夏休み5日間全て返上した場合、5万円の特別手当を支給。市の担当者は「このままいくとまた減便せざるを得ない状況。断腸の思いで思いついた」などと話した。市は「喜んでいる運転手もいる」とする一方で、ベテラン運転手は「1万円では安すぎる」という声はあるとしたうえで「安全運転のためにも休みは取るべき」と話している。今回の対策について横浜市は「労働基準法で定められた年次有給休暇では無く、別の有給休暇のため法的に問題はない」としている。