パワーリフティングとウエイトリフティングは別の競技で、パワーリフティングではスクワット・ベンチプレス・デッドリフトの3種目トータルの記録を競っていく。競技人口は3年で倍増し、約4700人となっている。佐藤南さんは84kg超級の選手で、2022年に新潟県大会で優勝、2023年に全国大会で優勝した。その際、スクワットとデッドリフトで日本記録を樹立し、トータルでは今までの記録を20kg余上回った。きっかけはダイエット目的で、ジムの吉田コーチが指導することで1年後に35kgの減量に成功した。今年も日本選手権で連覇を達成しており、6月にリトアニアの世界大会、12月にウズベキスタンのアジア大会に出場するが、マイナースポーツな為に助成金が少なく、50~60万円が個人負担となる。井上貴博は「少しずつ助成金を増やすためにも日本人が少しずつトップを取ることが重要。」、ホラン千秋は「後からでもいいので助成金が出れば良い。」などと話した。