飛行機での旅を快適にするべく、鉄道会社や航空会社が観光客の荷物を観光客の帰りの飛行機の行き先の空港まで運ぶという実証実験を行っている。今回の実証実験では離陸の5時間前までに荷物を預け入れ、列車で空港まで運び、観光客が乗る飛行機に積み込んでくれるとのこと。荷物を預ける際にメールアドレスを登録することになっており、荷物の位置情報がメールでリアルタイムに届くという。また機内持ち込み不可の物が荷物内にあった場合も連絡が届き、その場合は空港での再手続きになるとのこと。実証実験の担当者によると、事前に荷物を預ける「手ぶら観光」を推進し、地域経済の活性化や荷物による列車内などの混雑緩和につなげたい狙いがあるという。そして来年の大阪・関西万博開催までに、関西空港での実用化を目指しているとのこと。また料金はコインロッカーの利用料程度を想定しているという。