年間で消費される砂資源は500億トン。しかし今砂が枯渇している。そんな問題を食の力で解決しようとしている人がいる。fabulaの大石さんは100%食品廃棄物から作る新素材を生み出した。カカオハスクから作られたプレートはコンクリートよりも強く2倍から3倍ほどの強度があるという。この新素材が砂不足を解消すると注目される。その作り方は粉末状にした食品廃棄物を型にいれて専用のプレス機で熱を加えながら圧縮していく。こうして人参100%プレートが完成。天然由来だからこそ建材として使用した後も地球にかえすことができる。大阪万博の仮設パビリオンにも採用された。