大阪関西万博で日本政府が出展する日本館の全容が分かった。3つのエリアで構成され、目玉として世界最大級の火星の石の展示を行う。またJAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星“イトカワ”と“リュウグウ”から採取した砂を、大気圏突入にも耐えられるよう開発されたカプセルとあわせて展示し、日本のものづくり技術をアピールしたい考え。ほかの2つのエリアでは、ごみから水と電気を生み出すバイオガスプラントの見学ができるほか、微生物の働きに着目した展示などを行う方針。