大阪・関西万博に行ってきたという50代の方の声を紹介。インドネシア館ではゾウと胡蝶蘭の展示が印象的で、豊かな自然と文化の力を感じたという。一方で、経済成長と環境・倫理の両立という難題も連想され、新興国の現実とジレンマを取り上げてほしいという。酒井さんはウズベキスタンのサロさんにインタビューし、アラル海の縮小により漁業で生計をたてていた周辺住民の生活、文化すら一変してしまったと言っていて失われたものの大きさを感じたという。経済成長と環境の両立についての質問に酒井さんが話す。岩手県大槌町の海では、元々海藻が生えていた場所では岩肌がむき出しになり磯焼けとなっていた。これを知って以来、数年に1度ではあるが海藻を再生させる活動に参加しているという。一時期ほとんど見られなくなったアマモも、地元の方たちが植えたことで再生。