今回の万博には158の国と地域が参加。現地に行かないと見られない展示を日本で見られるとあって海外パビリオンは連日大盛況。そんな中、並々ならぬ思いを持って来場した人がいた。アメリカ館は万博の玄関口の一つ、東ゲートに近いこともあり、開場からまもなくして長蛇の列ができた。来場者をファンキーなスタッフがアメリカンジョークでお出迎えする。世界をリードする最新技術の展示や、アポロ計画で採取した「月の石」などが見どころ。アメリカ館にひと際目立つ来場者がいた。大阪と熊本から来た長年の友人だという2人は全身を万博公式キャラクター・ミャクミャクのコーディネーションでやって来た。この日は朝6時半から入場ゲートに並び、真っ先にアメリカ館にやって来たという。今回の万博にこれまで15回来場するほど常連だという2人だが、特に人気があるアメリカ館への入場のハードルの高さを実感していた。2人は念願だったアメリカ館を満喫し涙するほど感動していた。期間中にすべてのパビリオンの制覇を目指すという。
