コンビニの中にデジタルサイネージや飲み物を補充するロボット。コンビニ大手のローソンがきのう発表したのはKDDIのデジタル技術を活用した「未来のコンビニ」。例えばおにぎりなどが並ぶ棚の前に立つと、客の性別や年代などの属性をAIが判別し、その人に合った商品を広告として表示してオススメしてくれる。さらにリモートで医師の診察を受けることも可能に。また、専用アプリでスマホをレジの代わりに使い買い物ができるとのことだが、購入履歴をもとにその人に合った商品を在庫状況などに応じて値引きし、フードロス解決につなげたいという。来年春にできる都内の新店舗で実証実験を行い、拡大を目指していくとしている。ファミリーマートは商品を持ってレジの前に立つだけで商品が登録される「無人決済」の店舗を展開。セブン-イレブンは商品を最短20分で自宅に届ける宅配サービス「7NOW」を活用した焼きたてピザをテスト販売するなどしている。時代とともにどのように進化するのか、これからのコンビニに注目が集まる。