小泉農水大臣が新たに発表した備蓄米の想定価格は5kg、税込み2160円。備蓄米を販売するスーパーから聞こえたのは困惑の声。これまでとは価格が違う備蓄米が今後出回ることにあった。小泉農水大臣は「売り渡しの対象は大手小売業者、年間1万トンのコメの取り扱いがある小売業者。数量は30万トン」と発表。備蓄米はこれまで競争入札が行われ最も高い価格を提示した集荷業者に売り渡されていた。今後は随意契約に変更。国が備蓄米の売り渡し価格を決めたうえで、年間1万トン以上の取り扱いがある大手小売店を対象に30万トンを売り渡す。小売価格では5kgあたり2000円程度。早ければ6月上旬に店頭に並ぶ可能性がある。現在、Aコープ やしろ店は備蓄米「ハナエチゼン」を5kg、税込み3434円で販売している。これまでの競争入札での価格は3回目の備蓄米の場合、集荷業者に売り渡された平均金額は60kgあたり2万1926円。随意契約では大手小売業者に1万700円で売り渡される。農水省は米価格の安定を図るためコメ対策集中対応チームを立ち上げた。今後のコメ価格について専門家は「少し下がる可能性はあったとしても高止まりする見通し」などと述べた。
住所: 福井県福井市渕2-1711
URL: http://www.jafukui.or.jp/
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