米国のトランプ次期大統領が事業家のイーロンマスクらの起用に続き保健行政のトップにワクチン懐疑派のケネディジュニアの起用を発表した。ケネディは国民的人気を集めたケネディ元大統領の甥だがコロナワクチンを巡っては根拠のない陰謀論を広めるなどワクチンに懐疑的な一面もあり波紋を広げている。そしてもう1人、注目の人はアルゼンチンのミレイ大統領。AP通信は14日、トランプ氏がフロリダの自宅でミレイ大統領と会談したと報じた。トランプ氏の大統領選後初の外国の首脳会談相手は過激な発言でアルゼンチンのトランプとも呼ばれるミレイ大統領が選ばれた。かつてトランプ氏が大統領選で勝利した際の初の会談相手は安倍元総理大臣だったが今回、相手に選んだのは似た者同士の大統領。外交が注目される中、今後、トランプ新政権と向き合うことになる石破総理の姿はAPEC開催の地ペルー・リマに。このあと米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席との会談に臨む。
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