トランプ大統領の就任式にはGAFAのトップも出席していた。トランプ氏はメタが保守的な投稿を検閲だと批判していた。その後メタは表現の自由という原点に立ち返るため、ファクトチェックを廃止しますという発表をした。また、AP通信によるとトランプ氏はベゾス氏が所有するワシントン・ポスト紙の政治報道を激しく非難したという。こうした企業からは就任式に寄付金も集まったという。ABCニュースによると、トランプ氏の資金集めに詳しい人の話として、就任式のための資金集めで約400億円という記録的な資金をあつめたという。ポリティコによると、寄付金の多くはハイテク・自動車・銀行・医療・石油業界の大企業からのものという。また、バイデン氏の就任式委員会メンバーは就任式の費用の大半は公的資金であると指摘している。法律では、就任式委員会は大統領就任後90日以内に寄付者を公表することというものを義務付けているというが、余ったお金の使いみちは秘密にできるとのこと。中林さんは「期待とおそれの両方が動機になって今回の寄付や就任式への出席につながっているのではないかと思う」などと話した。吉永さんは「最大の敗者は既存のメディアだと言っているような、フェイクだろうと誹謗中傷だろうと全部が規制なく世の中に出回っていく今までにない社会なので、それが何を生んでいくのかということは予想がつかない」などと話した。中林さんは「テスラのCEOとしては今回の電気自動車に関する政策はそんなに嬉しいことではないと思うが、それだけがマスク氏のビジネスではない」などと話した。
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