今日の株についてDZHフィナンシャルリサーチ・東野幸利さんがスタジオで解説。日経平均予想レンジは3万8850円〜3万9350円。米国市場がハイテク株中心として比較的大きく下げ、若干円高も進んでいるため、ほぼ全面安に近いスタートが予想。オランダの半導体製造装置メーカー・ASMLの業績見通しがネガティブサプライズになったことで、あすのTSMCの決算を前に警戒が強まりやすく、戻りが遅いとみている。企業決算への個別物色の様相が強くなるとみている。日経平均は10月最終週や11月第1週までには、円安や米国株高が一服することなどを要因に次の高値をつけて短期的に調整する可能性が高いとみている。短期的な調整後は、17週後辺りに高値を付けているリズムが当面は期待できるので可能性がある。