日本総合研究所の翁理事長は地方創生と防災は重要な課題、地方創生は長期ビジョンで総合政策を考えていく試みをしていくといいのでは、防災省の創設は組織の話ありきでなく「何をすべきか」から議論を始めるといいのではと話した。日米同盟のあり方について、東京大学の鈴木教授は石破氏の考え方自体は日米関係の流れに逆らうものではない、日本が独自の防衛を強化してアメリカの負担を減らすことはトランプ政権であれハリス政権であれ積極的に受け入れる素地はある、過度に対等を強調するとそれはそれでアメリカの都合には合わないと話した。アジア版NATOの創設については、NATOは集団防衛なのでいわゆる同盟の巻き込まれる恐怖がある、テーマが決まったうえで組み合わせを作るほうが今のアジアの安全保障の脅威認識に向いていると話した。