米国みずほ証券の兼松氏に話を伺う。アメリカでは今月中旬から金融大手を皮切りに7月から9月の決算シーズンが始まる。米国みずほ証券が行った調査によるとコロナ禍で低迷した企業のクラウド投資は2024年通期にかけて加速していくとのこと。需要を牽引するのは生成AIの普及で、企業はデータの約70%をクラウド化する必要があるが、現在は約20%しか移行されていない。また今年の3月には相次ぐ地銀の破綻があったが、それに伴うオンラインの取り付け騒ぎやデータ急増のリスクに備える意識が高まっていることも伺えるなどと解説した。