大和証券CMアメリカ・高橋さんはクラウド大手決算 注目点について「アルファベット、マイクロソフト、アマゾンといったクラウド大手に注目している。前回の決算では各社のクラウド事業が好調で巨額のAI投資に対する収益化への懸念が和らいだ。今回クラウド事業の成長が続いているか、さらに加速しているかが最大の焦点。市場では半導体株からソフトウェア株やクラウド大手へ資金が移りつつあるが、AI投資の持続性や収益化の進展次第で成長株価のローテーションにも影響を与える可能性があり注目している。マイクロソフトの設備投資額が直近の2四半期は大きく拡大しているが、アジュール増収率は横ばいとなっている。設備投資は実際にクラウド供給能力に反映されるまでに時差があるため投資加速がアジュール増収率に反映されるのは今年後半以降とみられている。今回の決算でその収益化のタイミングが示されるかが重要なポイントになる。メタはこれまでも大規模なデータセンター投資を続けてきたが、主な用途はSNSなど自社サービス向けだった。最近は設備の一部を企業向けに提供しクラウド事業へ参入する可能性が報じられている。ただクラウド大手の強みは単にAI向けの計算能力を貸し出すことではなく、データ管理やセキュリティなど企業向けの包括的なサービスを提供できる点にある。そのためメタが短期間で同じレベルの収益力を獲得するのは簡単ではない。一方でメタの動きはAI向け計算資源の需要が依然として強いことのあらわれでもある。メタのクラウド事業における競合は当面新興のAIクラウド企業が中心になるとみられ、クラウド大手にとってはむしろ需要拡大を裏付ける前向きな材料だと考えている。」などと述べた。
