韓国の6人組男性グループ「JUST B」メンバーであるベインさんが、同性愛者であることをカミングアウトした。性的マイノリティに対してまだまだ保守的な韓国社会。カミングアウトするに至った心の内を聞いた。LGBTQコミュニティの一員であることを誇りに思うとステージで語った。子どもの頃から歌とダンスが大好きだったという。中学生の頃、自分がゲイだと気づいたという。アイドルになるには隠さないといけないと思ったという。ホン・ソクチョン氏は、25年前、韓国芸能界ではじめてカミングアウトし、出演番組から降板させられるなど、差別的な扱いを受けたという。韓国では、LGBTQの声を届けるパレードが行われるようになってきた。世論調査では、イベント開催に反対する人が51パーセント。中源大学の教授は今回のカミングアウトはファンに衝撃を与えたという。ベインさんは悩みながら周囲に思いを打ち明けたという。背中を押したのはメンバーたちだった。ネット上には心無いコメントもあった。価値観が違う人に考えを強要するのではなくお互いを尊重すべきだとベインさんは言う。