Panta Rhei パンタ・レイ − 世界が存在する限りのルーム2の部屋はブロンズ彫刻が並ぶ絵画作品とどまらない井田の創造力が発揮される。井田は彫刻家になった理由には彫刻家になりたいと父に言われたが食っていけないと言われ反対されたが絵で食べれるようになり、自分がやりたかった彫刻を今自由に出来てるという。また彫刻も油絵も素材は似ていて、粘土や絵の具を練っている時は同じ感覚だという。次にルーム3は具象絵画のフロア。井田の初期の作品も展示される。今回の作品はアーカイブ的な要素を含めているという井田。The Starry Night – Existence and Distance – No.2という作品は画家のゴッホとマティスを描いているが自分の作品に落とし込んだ結果粒子のようになくなるという作品だと説明した。また初期は動物ばかり描いていたが今よりも濃淡は淡い。その理由はまだ絵の具がそこまで多く買えなかったからだという。さらに過去には自分に自信がなく作品を描いてもこれでいいのか？と思ってしまう時期があり、精神的に大変な時期もあったと答えた。しかし世間からどう思われてもいいと思えた時に世間よりも自分がどう思うかが大事だと思えたと答えた。