マリよりも後に保護され、他の猫に関心が強いおふねと触れ合わせることで、他の猫と関係を作れるように促す小野真弓。最初は警戒する様子を見せるマリだったが、諦めずに続けること15日目、マリは威嚇する様子を見せなくなる。これをきっかけに仲の良くなかった猫と一緒のお皿でエサを食べることに成功。マリはエサを譲る様子も見せた。この頃にはマリは小野に触られるとリラックスした様子を見せるようになった。保護から360日目、ついに里親に名乗り出た人が現れた事をマリに告げる。小野は寂しさを見せつつも、里親候補現れたことを素直に喜んだ。里親への譲渡まで数日、初対面から2年が経過した両者の間には思い入れも強くなっていた。トライアル当日を迎えたマリ、素直にクレートの中に入ったマリはいよいよ出発の時を迎える。