半導体の受託生産で世界最大手、熊本県に進出していることで知られる台湾のTSMCが、受託生産の価格を来年から最大10%引き上げる方針だとシンガポールCNAが伝えている。製造コストの増加や海外での工場建設の費用を反映したといい、すでに顧客とは最終合意したとされる。一部の高性能チップの追加発注分については更に料金が上乗せされるとのこと。業界関係者によると、即時大幅値上げではなく、来年以降に先送りしたことで、顧客側に時間的猶予を設けたとみられる。半導体メーカー各社は生産コストの増加やAI向けチップの需要急増への対応に迫られているところ。
