気候変動対策を議論する国連会議「COP30」の首脳級会合がブラジル・ベレンで始まった。ことしはパリ協定から10年。アメリカは協定からの離脱を表明し、トランプ大統領は不参加。日本、中国、インドなどの首脳も不参加で、議論の停滞が懸念される。今回の会議では5年毎に見直される温室効果ガスの削減目標が議論される予定だが、新たな削減目標を提出した国は全体の約3割。世界気象機関は、今年8月までの世界の平均気温が産業革命前に比べ1.42℃上回る可能性が高いと発表。1.5℃以内に抑えるというパリ協定の目標達成は、「現状のままでは風前のともしびだ」という懸念が高まっている。
