都内で開かれたスタートアップの祭典に登壇したのはタイのCPグループ・タニン上級会長。CPグループは約100年前にタニン氏の父が中国からタイに渡り始まった華僑系の財閥企業。食品業や小売業に強く、タイにえセブン-イレブンを約1万5000店展開している。20以上の国・地域でビジネスを展開している。4月に約10年間の伊藤忠商事との相互出資の関係を解消したが、新たに花王・三菱電機と商品開発や脱炭素分野で協業を開始している。タニン氏は日本は東南アジアとともに成長すべきとの考えを強調する。タニン氏は日本のハイテク分野との協業を強化する意向を示した。