きのう投票が行われた韓国総選挙だが、きのう韓国では選挙を確認するためにチキンの販売量は平日の5割増となり、コンビニでのビール販売量も35%増となったという。1996年以降で最高となった投票率だが、野党・共に民主党が系列政党を含め175議席を獲得し、与党・国民の力の108議席を大きく上回った。これを受けて国民の力の韓東勲代表は党の役職から退くと話している。また、タマネギをむくように疑惑が現れタマネギ男と揶揄されていたチョ国氏の祖国革新党も12議席と結果を残していて、検察は大統領夫人の金建希氏を捜査すべきなどと政権批判を行っている。結果を受けて尹大統領の求心力低下が予想され、日韓関係改善に向けた推進力が失われることが予想されるが、韓国政府関係者は基本的なスタンスは大きく変わらないと説明しているが、首相や大統領府の高官等が一斉に辞任を表明するなど混乱が見られる。