米国のFRBはインフレ率が低下していることから0.25%の利下げを決めた。FRBのパウエル議長の記者会見では、大統領選にトランプ氏が勝利したことで、今後の金融政策に関する質問が相次いだが、「選挙は我々の政策決定に短期的に影響を及ぼすことはない」と述べるにとどまった。マーケットではトランプ政権発足後に再びインフレが進むとの懸念も広がっていて、FRBの人事に注目が集まっているが、パウエル議長は「トランプ氏から求められても辞任しない」と明言した。一方、CNNはトランプ氏がパウエル氏を続投させる可能性が高いと報じている。