今日開かれたソフトバンクグループの決算説明会。ことし4月から9月までの決算で純利益が2兆9240億円と1年前の2.9倍に。日本企業の中間期の純利益としては過去最高となった。好調な業績を支えたのがAI関連企業への投資。ChatGPTを展開するアメリカのオープンAIへの出資に伴う利益は2兆1567億円に来月には225億ドルおよそ3兆4000億円を追加出資する予定。今日の決算説明会では投資先企業の紹介も行われた。自動運転を手がけるイギリスのスタートアップ「ウェイヴ」。9月にはその技術を搭載した車にソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が乗り初めて都内を走行した。「ウェイヴ」に対し、ソフトバンクグループは去年、エヌビディアやマイクロソフトなどと合わせて10億5000万ドル、およそ1500億円を投資している。さらに、先月には産業用ロボットなどを手がけるABBのロボット事業をおよそ8000億円で買収すると発表した。AIを活用したロボット事業進めるねらい。専門家からはオープンAIの株を今後、割安に取得できる分が利益になるという点には注意が必要だと指摘。オープンAIの企業価値が今後の業績を左右する状況だ。ソフトバンクグループのの株価も、この半年でおよそ3倍の水準まで急上昇してきた。強気の姿勢は日本株全体を押し上げている。日経平均株価は、この半年で1万6000円近く上昇したが、実は上昇分の6割超、ほぼ1万円分はこのソフトバンクグループと半導体関連株である東京エレクトロン、アドバンテストのたった3社の値上がりによるもの。国内の大手運用会社は株高をけん引する世界的なAI相場について強気の見方をしている。
