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「DEI」 のテレビ露出情報

米国・ワシントン郊外にある刑務所には、議会襲撃で有罪判決を受けた受刑者たちが今も入っている。今日にも出てくるかもしれないということで家族が出てくる受刑者たちを待っている。「受刑者たちは暴徒ではなく人質だ」とプラカードを掲げる女性の姿も。米国・ホワイトハウスの関係者は「トランプ大統領が恩赦に署名した後、釈放された」と述べた。襲撃に加わり、3か月前に刑務所を出てきたという元受刑者に連邦議会の前で当時の様子を聞いた。元受刑者は「暴力は彼ら(警察)の方から始まった」と語った。元受刑者が議会に突入したときの映像を紹介。その後、傷害の罪で逮捕された元受刑者は4年近く刑務所に収容された。現場で対応に当たっていた議会警察のトップ・スティーブンサンド元議会警察長官は「群衆は暴力的で、部下は激しく殴られ、1人は脳出血を起こし、翌日亡くなった」と語った。更に事件後、警察官の自殺が相次いだという。今回、トランプ大統領は約1500人に恩赦を与えたが、中には警察官を暴行した人物も含まれている。サンド元議会警察長官は「分断を悪化させるだけ。暴力がさらに増えないことを願う」と語った。
2期目のトランプ政権発足で、米国社会の在り方も大きく変わろうとしている。1期目のトランプ政権が誕生した、8年前。女性蔑視や人種差別的な発言を繰り返すトランプに、歌手・マドンナら大勢の女性たちが抗議の声を上げ、ホワイトハウス前の通りを埋め尽くした。しかし今回、就任式の当日に行われたデモは、大きな広がりを見せていない感じ。米国・トランプ大統領は「米国政府の公式方針として、きょうから性別は2つのみとする。男性と女性だ」と述べた。性別や人種、性的マイノリティに配慮し多様性や公平性などを尊重する社会を目指す「DEI」について、こう宣言した。バイデン政権が重視したこの政策を終わらせるとしたうえで女性で初めて就任した沿岸警備隊の司令官をDEIを過度に重視したとして解任した。各省庁に対し、民間企業にDEIを推進する取り組みの停止を促すよう命じる大統領令に署名。既にマクドナルドやメタなど、大手企業が取り組みを見直す方針に転じている。反DEIの急先ぽうに立ち、議論をリードしてきた活動家・ロビースターバックさん。大企業の取り組みに反対し、スターバックさんは少数派が優遇されるのは不公平だとしてSNSで不買運動を呼びかけてきた。攻撃対象には日産やトヨタなど、日本企業も含まれている。スターバックさんは「ある企業がDEIから撤退したと発表した48時間後に株価が上昇した例もある」「このイデオロギーを排除するために、どんな手段も講じる」と語った。米国社会の間で急速に広がるこの動きにあらがおうとする人もいる。米国・ペンシルベニア州フィラデルフィアに住む女性は、去年までフィラデルフィア警察でDEIを推進する担当官を務めていた。現在はコンサルタントとして民間企業にDEIの推進を提唱している。多様な発想を生み、ビジネスチャンスを増やすという観点から今後も旗振り役を担っていきたいと話す。マーラントさんは「圧力に屈することは、人種差別がまかり通っていたかつての米国に戻るということ」と語った。
国際政治学者・市原麻衣子教授は第1次政権から大きく変わったものに規範の在り方を挙げ、「トランプをサポートするような人たちであっても、それを言いにくかった環境があった。隠れトランプ現象と言われたが、それが時間を経て、トランプの排斥的な言葉を良しとしている立場を明らかにすることもいとわなくなったという人が圧倒的に拡大。規範の在り方として、LGBTQ、女性、移民、そういう弱者に対する排斥をすることが別に問題ではない、悪くはないというような社会の雰囲気を作ってしまっている」、トランプ大統領支持の底流にあるものを「自分たちに経済的な利益をもたらしてくれ、自分たちの尊厳を回復してくれる。わかりやすく敵を作り、我々と敵と分けてくれる、そういう政治家が望まれてしまう、引き付けてしまうところがある」と述べた。国際政治学者・市原麻衣子教授は、議会襲撃事件の受刑者に恩赦を与えたことが及ぼす影響を憂慮し、「法律をものともしない政治家、大統領がいる状態は、既に法の支配と呼ばれない。典型的にポピュリズムの症状。民主制に対しての信念も弱体化させ、法律、社会のガバナンスのあり方に対して人々がどんどん政府を信頼できなくなっていく。本当に深刻だと思う」と述べた。戦後の世界秩序や価値観をリードした米国の民主主義を取り戻すことはできるのか。市原教授は「やるべきことは分断の架橋。人々が、例えば経済的に恵まれなくて、あるいは教育がなくて不満を抱いている。自分たちの尊厳が失われていると考える。そういうような人たちがいる中で、その人たちと、どれだけ対人関係を作り、信頼関係を構築していくかが重要」と述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月21日放送 3:45 - 4:30 TBS
TBS NEWS(ニュース)
国防総省が、第二次世界大戦中にアメリカ軍の兵士が硫黄島に星条旗を掲げる写真をウェブサイト上から削除した。国防総省はDEI関連ページの削除を進めていて、先住民の兵士が映っていたことが理由とみられている。B29爆撃機「エノラ・ゲイ」の写真も、削除候補に指定されたと報じられた。写真削除は誤ってされたもので、国防総省が再び公開する。

2025年3月20日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ(ニュース)
ワシントンポストは18日、アメリカの国防総省が第二次世界大戦中にアメリカ軍の兵士が硫黄島に星条旗を掲げる有名な写真をウェブサイト上から削除したと伝えた。国防総省はDEI関連ページの削除を進めていて先住民の兵士が映っていたことが理由とみられている。B29爆撃機「エノラ・ゲイ」の写真も削除候補に指定との報道。翌日ABCテレビは削除は誤ってされたもので国防総省が再[…続きを読む]

2025年3月20日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
1945年2月、太平洋戦争の激戦地の硫黄島に星条旗を掲げたアメリカ兵の写真が国防総省のウェブサイトから突然削除された。トランプ大統領はDEIに反対する取り組みを進めていて、DEIの廃止や縮小をする企業が相次ぐなど、影響が広がっている。今回削除された写真の中には、先住民の隊員が映っていて、反DEIの動きの中で削除されたとみられている。

2025年3月17日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本イラスト解説 ここに注目!
米国の政府や企業の間で多様性の政策DEIに逆風が強まっている。米国担当・飯田香織解説委員がイラストで解説。米国・トランプ大統領はDEI政策を終わらせたと宣言。DEIは多様性、公平性、包摂性の頭文字。バイデン政権が推し進めたDEIを解説。白人の男性の間で不満が強まった。トランプ大統領、バンス副大統領はワシントンの飛行機事故はDIEのせいだと言い、イーロンマスク[…続きを読む]

2025年3月16日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング風をよむ
世界各国で懸念される反DEIとも受け取れる動き。イタリア・メローニ首相は反LGBTQ的発言を繰り返し、カップルが代理母を通じて子どもを持つことを禁止。LGBTQを標的にしたと批判された。ドイツでは連邦議会選挙で躍進した極右政党AfDが多様性重視の政策を拒絶し、同性カップルの権利の制限やトランスジェンダーを支援する措置などの禁止を提唱してきた。更に多くの国で女[…続きを読む]

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