- 出演者
- 大浜平太郎 児嶋一哉(アンジャッシュ) 伊沢拓司
皆さんは朝型?夜型?という質問にアンジャッシュ・児嶋一哉は朝型と回答。伊沢は完全な夜型だという。朝型、夜型がクロノタイプといい生まれながらに備わっている一日周期のリズム。発達障害なども含め先天的な脳の働きによる個人の違いを特性と捉えようという勘が方が広まっている。今回はニューロダイバーシティと向き合う企業が集結。
オープニング映像。
武田薬品工業は、ニューロダイバーシティの取り組みを広めようと日本橋ニューロダイバーシティプロジェクトをスタートさせた。プロジェクトの発起人が武田薬品工業の森威。SHIFTは、ここの適性を見極め適材適所を徹底することで生産性を高めている。売り上げはこの10年で約50倍に。Neurodiversity at Workの村中直人はニューロダイバーシティという概念にいち早く着目し、発信を続けてきた。自閉スペクトラム症は対人関係が苦手な一方で強いこだわりを持つのが特徴と言われる。村中は、自閉スペクトラム症は社会的なコミュニケーションが困難で共感能力が欠如しているのが症状とされているが、インターネットで似た人に出逢えばコミュニケーションに困らなかったし、強く共感し合っているという。ときに極めて高い集中力や分析力を発揮する自閉症の人たちの採用が海外のIT企業を中心に行われてきた。現在、トランプ政権の発足でDEIの取り組みは縮小気味のアメリカだが、Googleやマイクロソフトも自閉症スペクトラムの人たちを採用している。村中は、全員を対象にしないとニューロダイバーシティという言葉は論理破綻を起こすと指摘。鍵となるのがレンガモデルから石垣モデルへのシフトチェンジ。村中は先に仕組みを変えると、自然とみんなの意識が変わっていく効果があるんじゃないかなどと提起した。
ここからは企業の取組を掘り上げる。武田薬品工業が理解を深めようと始めた日本橋ニューロダイバーシティプロジェクト。16の企業・団体とともに啓発セミナーを行っている。
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武田薬品工業を中心に進めている日本橋ニューロダイバーシティプロジェクト。森威は体験型のセミナーなどをしていると説明。様々な特性になりきることで一人ひとり肌で感じてもらう研修。4人一組でマシュマロチャレンジというグループワークに取り組む。その際、それぞれに配られるのがつよみとよわみの書かれた指示書。1回目は特性をオープンにしないで指示を出していく。つづいて特性をオープンしてお互いを理解してもう一度課題に取り組む。臨床心理士の村中直人は、希少性に注目すること、ダイバーシティが進むと希少性に注目をして注目がいきていく文脈はどうマネージャーとして見出していくか、と話していた。
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急成長のSHIFTでは、システム開発における品質テストの分野に特化し業績を伸ばしてきた。IT企業としては後発だったが、品質テストという業務にマッチする人材を採用するため独自のCAT検定を作った。テストの設計者向けと実行者向けの2タイプの素養を見分けるための複数の設問で構成されている。点数の違いで生産性には最大で7倍もの差がある。さらにキャリアアップのための検定も50以上設けて特性を可視化することで一人ひとりが最大限生きる仕組みも。
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SHIFTの上岡隆は、実際にこれまでも面接で対面でのコミュニケーションが苦手な子がいて、あまり話をせずにでも点数が良くて採用されたというのがあるという。他社ではなかなか採用されなかった人を採用していくこともできたなどと語った。あえてどういう特性なのかと見方をしているわけではないが、どうであれば働きやすいか、成果がでそうかというのはトライしながらしているという。
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円卓コンフィデンシャルの次回予告。