10日、アメリカ・ロサンゼルスでアカデミー賞が発表された。作品賞に輝いたのは「オッペンハイマー」。最多となる7部門で受賞した。「ゴジラ-1.0」は視覚効果賞に輝き、山崎貴監督は、英語で胸の内を明かした。アカデミー賞受賞に合わせ、昨日までの展示だった東京・日比谷のゴジラ像は今日まで展示が延長された。日本だけでなく、アジア圏で初めて受賞する快挙を達成した。視覚効果(VFX)はスタッフ35人で制作した。視覚効果賞といえば、「E.T.」や「ジュラシック・パーク」など映画史を代表する傑作が受賞した。これら受賞作品の多くを手掛け、映画界に映像革命を起こし続けたきたのが、ジョージ・ルーカス監督が立ち上げたILM。山崎監督がキャリアを始めるきっかけとなった「スター・ウォーズ」を世に送り出したことでも知られる。山崎監督は、すごく象徴的なのは、ゴジラ-1.0以外の4つ全部ILMで、おもしろ枠として白組が入っている感じと語った。200億円規模と言われるハリウッド映画の10分の1程度の費用でハリウッドの最先端を行く制作チームと同じリングに上がり賞を競い合った。
映画「君たちはどう生きるか」が長編アニメ映画賞を受賞した。スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーは、オスカー像は実は何個も注文すれば、お金を出せば作ってくれるから3個注文したと語る。鈴木プロデューサーは宮崎駿監督に受賞を報告。構想10年、実制作期間7年で生み出された作品。宮崎監督が1番影響受けたという高畑勲さんが2018年に亡くなったことを受けて、今回の作中の高畑さんを想定してつくったキャラクターを登場させた。番組は三鷹の森ジブリ美術館に来ていた海外の観光客に話を聞いた。アメリカから来た20代女性は、最高だったとし、誰かが引き継がなくても作品は後世に伝わるという概念が1番印象的だったと語った。鈴木プロデューサーは、「映画の基本は、なんで今の時代にこの作品が必要なのか。それをちゃんと考えるところが大きいような気が僕はしています」と語る。
映画「君たちはどう生きるか」が長編アニメ映画賞を受賞した。スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーは、オスカー像は実は何個も注文すれば、お金を出せば作ってくれるから3個注文したと語る。鈴木プロデューサーは宮崎駿監督に受賞を報告。構想10年、実制作期間7年で生み出された作品。宮崎監督が1番影響受けたという高畑勲さんが2018年に亡くなったことを受けて、今回の作中の高畑さんを想定してつくったキャラクターを登場させた。番組は三鷹の森ジブリ美術館に来ていた海外の観光客に話を聞いた。アメリカから来た20代女性は、最高だったとし、誰かが引き継がなくても作品は後世に伝わるという概念が1番印象的だったと語った。鈴木プロデューサーは、「映画の基本は、なんで今の時代にこの作品が必要なのか。それをちゃんと考えるところが大きいような気が僕はしています」と語る。