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「ETV2002」 のテレビ露出情報

農民作家として知られる山下惣一さんは、農業に従事しながら著作を発表し、生産の現場から農業のあり方を問い続けてきた。直木賞候補となった「減反神社」など、小説からノンフィクションまで40作以上を発表。遺産相続をきっかけに露わになる農家の問題を描いた「ひこばえの歌」はドラマ化された。山下は昭和11年に佐賀県で5代続く農家の長男として生まれ、中学卒業後は進学を希望したが、父の反対で農業をやらざるを得なかった。太宰治が心の支えになったという。30代になると懸賞小説への応募をきっかけに執筆をはじめ、昭和45年に出稼ぎを題材にした小説「海鳴り」で農民文学賞を受賞した。「減反神社」では国の減反政策に翻弄される農家の苦悩を描いた。山下は減反政策でみかんへの転作をしたが、1988年の日米合意でオレンジの輸入自由化が決まり、360本のみかんの木を切り倒した。この時の無力感を描いたのが小説「にぎやかな大地」だった。山下は規模拡大や効率化を進める農業政策に疑問を呈し、国内外の現場を精力的に取材した。持続可能な地産地消こそ日本の農業の進む道だと考えた山下は、平成になると地元に仲間と一緒に直売所を立ち上げた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月18日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
「連続テレビ小説 あんぱん」でテーマの一つになっているのが、やなせたかしさんの戦争体験。やなせさんをモデルにした役を演じるのが北村匠海さん。北村さんにインタビュー。ドラマにはやなせさんが残した言葉がいたるところに散りばめられている。なかでもやなせさんを象徴する言葉が「正義は逆転する」である。言葉の背景にあったのが、やなせさんの戦争体験である。北村さんは飢えを[…続きを読む]

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