米国・ブルームバーグ通信は31日、関係者の話としてNATO(北大西洋条約機構)加盟国がウクライナに供与した米国製のF16戦闘機が初めてウクライナに到着したと報じた。ウクライナが受け取ったF16戦闘機は少数だとしている。また、ウクライナ軍のパイロットは数か月にわたり操縦訓練を受けてきたということだが、運用開始の時期は不明としている。ロシアによる侵攻が続くウクライナは欧米各国にF16の供与を繰り返し求めていて、ゼレンスキー大統領は「ロシアの残忍な攻撃からウクライナ国民を守るのにF16が力になる」と強調していた。