中学生ですでにNBA入りが期待される逸材が話題に。195センチ92キロ、中央アフリカ出身の父、日本人の母の間に生まれた四日市メリノール中・白谷柱誠ジャック。圧倒的な高さはもちろん、スピードも併せ持つ。ことし8月には四日市メリノール中を全中3連覇に導いた。その素顔を探りにおととい三重県で直撃。校門前で待ち合わせていると、普通に乗ると足が地面についてしまうため、サドルは限界まで引き上げ駐輪場に止めるのも一苦労。もちろん同級生の中でも頭1つ以上目立つ存在。その大きさに助けられたという何とも学生らしい証言も。その大きさは体だけでなくハートも。バスケ部の1年生にも腰をかがめて優しく指導。しかし意外な弱点もあり、女子と話すのは緊張するという。実際NBAするには欠かせない英語の授業の時、相手を見て英会話をしなければならないがモジモジソワソワ。そんな中学生らしい素顔の一方、バスケでは冷静に自己分析。先月行われたU18アジアカップ。飛び級で代表入りしたが、スピードや高さが全然違ったと話す。1日も早く世界へ、現在3ポイントを猛特訓中。頑張る理由は女手1つで育ててくれた母への思い。5人きょうだいの末っ子としてうまれ、小学生の時両親が離婚。朝から晩まで働き毎朝お弁当を作ってくれる母へ恩返ししたいという。夢のNBAプレーヤーへ、今後の活動に注目。