きのう、岸田文雄首相は自民党総裁選への不出馬を表明した。語ったのは「旧統一教会」の問題や政治資金パーティー「裏金事件」で揺れた自民党トップとしての責任だった。これを受け“ポスト岸田”に向けた動きが加速化している。自民党・が出馬への意欲を見せると、自民党・茂木敏充幹事長は自民党・麻生太郎副総裁と約2時間半にわたり会談を行った。無言でその場を後にしたが周囲からは「これで堂々と戦える」という声が聴こえてきた。支持率の低迷が続いていた岸田政権、このタイミングで不出馬表明についてジャーナリスト岩田明子氏は「20日総裁選の日程などが決まるので直前の方がと側近が進言したが時期を早めたいという岸田さんの強い意志に押し切られたという形だった」などと話した。ポスト岸田について「派閥なき総裁選、人数を持っている麻生派の動きに注目」だとした。