今月27日に投開票が行われる自民党総裁選挙に、小林鷹之前経済安全保障担当大臣が一番乗りで立候補を表明。続いて石破茂元幹事長。河野太郎デジタル大臣が立候補を表明した。河野大臣は、裏金問題の議員に不記載額を返納するよう求めた。河野氏は唯一存続する派閥の麻生派の所属だが、先月27日に麻生太郎副総裁は「河野太郎を、同志としてしっかり応援していきたい」などと述べたが、派閥単位で一本化することはしない考えを示した。台風10号の影響により、出馬会見を遅らせる陣営も出ているが、総裁選には既に出馬表明をした3人や小泉進次郎元環境大臣を含む10人以上の名前が浮上。FNNの最新の世論調査では、「次の自民党総裁に相応しい人」として、小泉元大臣が22.4%、石破元幹事長が21.6%、高市大臣が10.8%という結果になっている。