ニューヨーク株式市場では10日取引開始直後から売り注文が広がり、ダウ平均株価の下げ幅は一時1100ドルを超えた。トランプ大統領が週末にFOXニュースのインタビューで景気後退に陥る可能性を問われ「そういったことを予測するのは嫌いだ。我々がしていることは、非常に大きいので過渡期がある」と発言。明確に否定しなかったことに加え関税政策を巡る警戒感が高まり売り注文が大きく膨んだ。株価は結局、先週末に比べ890ドル1セント安い4万1911ドル71セントで取引を終えている。
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