トランプ大統領は貿易赤字の大きい国・地域を対象に相互関税を行ったが、報復措置を取らない国に対しては90日間措置を停止すると発表している。中国からの追加関税については125%に引き上げるなど更に厳しい対応を取っている。株価も急上昇しているが、発動後わずか13時間後であり中国以外のすべての国と地域への関税を停止するが10%の関税は維持し続ける。ダウ平均株価など各指数が上昇している。トランプ氏は価格が急落している米国債の動向を気にしているとされる。不満を募らせる国民に屈したとも取れる対応となっているが、トランプ氏は前日までこのために私に投票したと自画自賛した反面この日は人々が動揺している・怖がっているなどと言及している。FOXビジネスのアナリストも国債が売られていることについて、国際が売られることを懸念したと指摘している。交渉能力への信頼が失われていることが原因と見られ、これを懸念して妥協したのではないかと見られる。議会では関税発動一時停止の報道を受けアメリカ通商代表部・グリア代表が厳しく追求される様子が見られ、共和党議員の一部からも違反の声は聞かれた。値上げで商売が成り立つことを心配する声も聞かれている。トランプ氏は一時停止はないと話してきたが、柔軟性を持たないとダメだと考えを改める様子が見られる。