2000年代に入ると、MIXCDが登場する。道端で売っているCDが新しいメディアのような役割を果たしていた時代がある。その状況を利用したラッパーが、50Cent。ありとあらゆる人に喧嘩をふっかけるような内容の曲をたくさん出した。売名行為のためにBEEF、DISSをとてもうまく利用した。売名行為が成功して50Centはまずストリートで一気に名前を売ることに成功します。2007年に、攻撃的なBEEFというよりはどっちが人気があるんだというようなことを50Centはうまく利用して、自分の売り上げにつなげていこうという算段を立てる。その相手がKanye West。Kanye Westがアルバム発売を1週間前倒しにして50Centと同時発売として、対決する構図を作ることに成功する。初週の売り上げはKanye Westが制した。HIPHOPのサブジャンル的な流行の移り変わりの瞬間であったとも言われている。