今回、日本語を含む35言語で利用可能になったグーグル最新AIモデル「ジェミニ1.5プロ」。最大1500ページの文章や1時間の動画を理解したり、100件のメールを要約したりすることなどが可能になった。ChatGPTを手掛ける「オープンAI」も同じタイミングで基盤技術の大規模アップデートを発表するなど競争が激化する中、グーグルの強みは世界中のユーザーに定着してる多様なサービスを持つことだという。例えば、旅行計画を立てるさい、AIがメールからフライト・ホテル情報を抜き出し、移動手段などの最適なスケジュールを作成してくれる他、ユーザの好みを学習し、グーグルマップで周辺の観光スポットやレストランの提案も可能になる。多様なアプリを連携させ、ユーザが自由にAIをカスタマイズすることを想定してる。