漁業関係者にとって、もう1つ深刻なことがハマグリの密漁も横行している。密漁が頻発している海岸。ハマグリを保護するため、潮干狩り禁止の看板が立てられている。ところが、ベトナム出身だという30代の男2人が密漁したハマグリは約20キロ。この海岸では密漁者が頻繁に現れる。銚子海上保安部の保安官は、ハマグリの密漁が頻発する海岸でもパトロールを行っている。摘発を逃れるため茂みの中にハマグリを隠していたのはタイ出身の30代の男2人。密漁したハマグリは約40キロ。常習的に密漁している可能性があり、漁業法違反で検挙された。100万円以下の罰金などが課される可能性がある。銚子海上保安部の管内ではこれまでに密漁で40人以上が検挙されている。
