- 出演者
- 富澤たけし(サンドウィッチマン) 伊達みきお(サンドウィッチマン) 優香 陣内智則 八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)
今夜はサンドイッチマンの秘境旅。荒々しくも雄大な岸壁と緑豊かな大自然が織りなす絶景。東京から90分という近さにありながら「この山にいつか登りたい」と憧れて国内外から多くの登山客が集まる名峰・谷川岳。今回は様々な乗り物に乗って山頂エリアを目指す初心者登山ルートで飲食店探しへ。さらに谷川岳には全国の紅葉名所人気ランキングで1位に輝く紅葉絶景が。
いま埼玉県で人が押し寄せている摩訶不思議な行列グルメの調査へ。その行列ができるのは埼玉県川越市。田畑に囲まれた巨大な倉庫。この行列の先にある倉庫の中では摩訶不思議な空間で絶品グルメが食べられるという。並んでいる人たちに話を聞くと、この巨大倉庫の中では国際大会で3度世界1位に輝いたことがあるグルメが食べられるという。行列のお目当てはグルメだけではなく、ジブリ映画「ハウルの動く城」のような世界が広がっているという。無機質な外観の倉庫の中には摩訶不思議な世界が広がっていた。ここで食べられるという世界1位に輝いたことがあるという絶品グルメとは何なのか。見慣れない機械は揚げ菓子・チュロを作るもの。行列のお目当ての世界一に輝いたグルメやランチメニューを注文するとセットで付いてくる。世界1位に輝いたこともある今回の行列グルメは、海無し県・埼玉にもかかわらず魚介をたっぷり使ったものだという。この店内は店主・村田さんが1人で作ったもの。営業しながら内装工事を続けること25年。いまも未完成だという。村田さんは50年ほど前に料理修行のために訪れたスペインで建築家・ガウディの作品に衝撃を受けたという。実は内装工事を始めて25年経った今年、ついに未完成だった内装は完成したそうだが、内装にこだわりすぎて想定以上に時間がかかってしまい、外装工事は断念。外に積まれていたレンガや瓦は使う予定だった材料だそう。そんな村田さんがスペインでの料理修行で世界一に輝いたというのが今回のグルメ。その料理を味わうためスタッフも約15分行列に並んだ。
埼玉県川越市、田畑に囲まれた50人以上の行列ができる巨大倉庫。その中はガウディに感銘を受けた店主がたった1人で作った摩訶不思議な空間。そこで食べられるという国際大会で3度も世界一に輝いた海の幸たっぷりの絶品グルメとは「パエリア」だった。ここはスペイン料理専門店「すぺいん亭」。一番人気メニューの「パエヤ」やエビやアサリ・ムール貝など海の幸をふんだんに使った絶品パエリア。本場・スペインで修行し、技術を高めた店主が一番こだわったのはスープ。魚介や野菜などの具材を5時間かけてじっくり煮込み、味付けはシンプルに塩のみ。素材の旨味がこれでもかと引き立つパエリアに仕上がる。ガウディ建築を彷彿とさせる空間でいただく世界一のパエリア。
冨士浅間神社で旅の安全を祈願してから、登山スタート。途中、美術館や飲食店の看板を見つける。
最初に一行が向かったのは「天一美術館」。江戸前天ぷらの名店「銀座天一」の創業者の矢吹勇雄さんのコレクションを展示しているという。作品を見学した後、近くにイタリア料理店があることを教えてもらった。
美術館に教えてもらったイタリア店「小さなレストラン 彩絵」に訪れたが、今日は定休日だった。本格イタリアンで人気の店で、おすすめメニューはイタリア産トマトを8時間煮込んだ自家製のソースを使用した「ポモドーロ」。他に食事ができる場所として「旅館たにがわ」を教えてもらった。
谷川岳で飲食店をさがす。地元の人におしえてもらった旅館「旅館たにがわ」のグルメを紹介。朝食はハーフバイキングスタイル。上州牛を煮込んだダムカレーが人気。3種のダムをくずしてカレーをいただくメンバーは「うまい」などといいながら食事をした。
谷川岳の中腹エリアのロープウェイ前から飲食店と一ノ倉沢をさがす。星野リゾートによって一年中谷川岳を楽しめる。一ノ倉沢は歩いて1時間。自転車か電気バスで向かうということでバス乗り場をめざすメンバー。
谷川岳は剣岳、穂高岳と並び、日本三大岩場に数えられ、険しい岸壁を有することからロッククライミングの聖地としても世界に知られる山。昭和初期、東京からの直通電車が開通。谷川岳へのアクセスが飛躍的良くなったことと、のちの全国的な登山ブームで日帰り登山も可能な山として、多くの人々が集まるようになった。今回サンド一行は超初心者コース(電気バス)で山頂へ向かった。電気バスではガイドさんが魅力を説明しながら運んでくれた。一ノ倉沢に到着し、断崖絶壁を赤く染める紅葉を見た一行は「映画やん」、「マジで幻想的」などとコメントした。この日は雨ということで、雨の日だけ現れるという幻の滝も見ることができた。後日撮影した晴れた日の一ノ倉沢の映像を紹介した。一ノ倉沢は数万年前の氷河侵食によって形成された岩場。人の侵入を阻む急峻な岸壁は古来、修験者の修行場とされ、現在では世界でも登頂困難な岩場の一つとして、ロッククライミングの聖地となっている。
残す絶景は天空の赤い絨毯天神峠。その前に中腹エリアの飲食店探し。谷川岳の下には新潟と東京を結ぶ上越新幹線や高速の関越自動車道などが通っており、全長約10km。川端康成の小説「雪国」の冒頭、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という一説でも有名なトンネル。名物はパングラタンとのことで、ロープウェイに乗って向かった。
一行は谷川岳ロープウェイで天神平駅に向かった。谷川岳ロープウェイは360度の紅葉大パノラマを楽しむことができ、11月16日まで実施している。そして、駅に到着すると「ビューテラスてんじん」に向かった。谷川岳や2000m級の山々の風景を楽しみながら食事ができるレストランで、オススメはヨーロッパの山岳料理「パングラタン」。
「10万円でできるかな」の番組宣伝。
「FANTASTICS LIVE TOUR 2025 “BUTTERFLY EFFECT” -FLY WITH YOU-」の告知。兵庫や愛知など各地で開催中。
今回の旅は天空の赤い絨毯を見てゴールだったが、この日は雨で山頂は到着する頃に暗くなる予報だっため、ここで終了。そこで、サンドウィッチマンが志願して山頂リポートをすることになった。しかし、予報通り山頂は真っ暗なため、赤い絨毯はよく見えなかった。
