いまも身近な場所に残る歴史の舞台を山村竜也とともに巡る。東京駅の近くには、人気時代劇でおなじみの「遠山の金さん」が活躍した「北町奉行所」があった。「北町奉行所」という名前ではあるが、「江戸を南北に分けていたわけではなく月替わりで交代で守っていた」という。北町も南町も同じ地域を管轄していて、月番制で1か月ごとに担当が入れ替わっていた。「金さん」でおなじみの遠山左衛門尉景元が北町奉行に就任したころは老中・水野忠邦主導の厳格な政策「北町奉行所天保の改革」が行われていた。山村は「庶民の娯楽(芝居など)をなくす幕府の方針があった時に遠山だけは庶民のために残そうと言って庶民に愛された」と話した。
