世界の男女格差を数値化した「ジェンダーギャップ指数」が発表され、日本は146か国中118位だった。政治経済の分野で著しい格差が指摘されている。世界経済フォーラムは毎年「政治」「経済」「教育」「健康」の4分野で男女格差を分析し数値化。今年の報告書では1位アイスランド(15年連続)、2位フィンランド、3位ノルウェー。日本は7つ順位を上げたが主要7か国で最下位。去年の内閣改造で女性閣僚が5人に増えたことで政治分野での数値はやや改善されたが、閣僚の女性比率は全体の65位で依然格差が際立つ。経済分野では女性管理職の割合が14.6%、男女の賃金についても「著しい格差」と指摘された。