中東情勢の悪化に伴う原油価格高騰を受け、高市早苗総理は石油備蓄の放出を行うと明らかにした。ガソリン価格1リットル200円超えも視野に入る中、きのう夜全国各地で給油を急ぐ人が列を作った。日本単独での石油備蓄の放出を表明した高市総理。まず民間企業の備蓄15日分、国家備蓄を1カ月分放出する。さらに暫定税率の廃止にともない昨年末に一度終わらせた石油元売り各社への補助金を再開。対象はガソリン、軽油、重油、灯油。緊迫するイラン情勢などを踏まえ、与党は新年度内成立を目指している。野党は「審議時間が不十分だ」として反発。13日の衆院本会議での採択を拒否。自民党に助け舟を出したのが国民民主党。早期成立への協力要請を受けた国民民主党の榛葉幹事長はきのう「16日の採決であれば予算案の審議時間が60時間を超える、過去の例に近づく」などとコメント。毎日新聞などによると榛葉幹事長は自民党の鈴木幹事長に対し「13日の衆院で採決するのではなく16日であれば予算案に賛成する」と伝えたという。折も折、今日発売の週刊文春が松本洋平文科大臣の不倫疑惑を報じた。週内に与党が強行採決に踏み切れば火に油を注ぐのが必至の情勢。しかし、週明けの採決なら国民民主党が賛成に回ることで野党の一部も賛成した採決という大義名分を与党は得ることになる。
