小山毅志社長にサンキューマートの歴史を聞いた。2002年に大阪・アメリカ村に第1号店が誕生。現在とは異なり、古着とアメリカ雑貨を扱っていた。開店当初の写真を見せてくれた。390円という値段は変わらないという。大阪発祥ということで「ええもんを安く」をコンセプトに展開。仕入れだけでは満足できなくなり、2013年頃から自社開発のオリジナル商品を展開。2015年にHARIBOとコラボして大ヒット。ここからキャラクター商品を中心に方針転換した。産業能率大学の小々馬ゼミの学生とコラボして生まれた「顔隠し学生証ケース」は大ヒットし、最近再発売された。「キレイを持ち運べるヘアアイロン」もこのゼミとのコラボから生まれ、過去最大ヒットの110万個を売り上げた。利益率は低いが若年層来店のフック商品として販売。大学生とコラボすることで弟・妹など中高生の意見も取れるという。