フィギュアスケートグランプリシリーズ第5戦フィンランド大会、ショートプログラム首位の吉田陽菜選手がカナダ大会に続く表彰台でファイナル進出を決めた。その吉田選手と最後まで優勝を争ったのがショート4位の松生理乃選手だった。その後も、この得点を上回る選手が現れないまま残すは最終滑走の吉田陽菜選手。序盤こそジャンプでつまずきたが後半でしっかりと、そのジャンプを立て直す強さを見せる。そして3つのスピンでも、きっちりとレベル4を取り切った吉田選手、その差わずか0.26!僅差で松生選手を上回って優勝、去年に続き、2度目のグランプリファイナル進出。一方、男子は日本のエース鍵山優真選手が2週連続優勝を果たしこちらもファイナル行きを決めている。