2025年4月、核融合の心臓部にあたる炉心の建設作業が本格化していた。全長16.5メートルのセクターモジュールを9つ並べて炉心を作り上げる。核融合は核分裂とは異なり、太陽の内部で起こる反応。超高温と重力で原子核同士が融合し、膨大なエネルギーを発する。核融合は燃料1グラムから石油8トン分のエネルギーが得られ、発電時に二酸化炭素を排出しない。。建設室長を務める日本人メンバーの大前さんは、未知のエネルギーをコントロールできるのかといった不安も含め核融合を取り巻く現実をカメラに収めてほしいと話した。大前さんは、核融合炉の建設に関わる総合的なマネジメント業務を担う。中国、ロシア、アメリカなど外交では緊張関係にある各国とも調整を図るのが腕の見せどころだという。
