来月最終号が出る「じゃらん」昔の名所は今?90年代前半の人々の認識は旅行=団体旅行。そんな中個人で自由に予約ができるブッキングメディアとして次々と常識を塗り替えてきた。有休でいく平日の旅行をいち早く世に提供したのもじゃらん。浴衣=寝間着だった時代から浴衣が選べるシステムもじゃらんが提案して広めたという。貸し切り風呂もじゃらん発。90年代前半、スキー場のない温泉地は閑散。その時期に浴室を予約制にすることを宿に提案。那須高原にある山水閣はじゃらんの提案で貸切風呂「洞」を作った。リニューアルして現在も同じ場所に。2015年に貸切風呂を増築、こだわりも進化し、3~4名でゆったり入れる貸切風呂を作った。深さ55cmの気持ちいい水圧を計算、肌当たりのいい単純温泉で体の芯までポカポカになったら休憩スペースも。このお風呂を目当てに那須を訪れる人もいる。いちご狩りにいける農園特集も新しい旅のカタチのひとつ。当時は旅行会社のツアーだったが、個人でいけるいちご狩り特集で爆売れ。町長さんから感謝状が届くほどの売れ具合だった。当時は家族向けに人気だったホテルニューアカオは現在レトロブームで若者にも人気に。じゃらんで取り上げられた展望トイレは今、大海原を望む露天風呂になっていた。
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