梅雨前線の影響で西日本では局地的に激しい雨が降り更に雨の範囲は東日本に広がっている。さらに雨の後は厳しい暑さ、この厳しい天気が新米の生育に影響するおそれがある。関東では夕方から本降りとなりあす朝ピークの予想。山開きを控えた富士山も大荒れとなり五合目には雨で富士山が見えないにも関わらず多くの外国人観光客が訪れていた。この雨できょう東北北部と南部に去年より9日早い梅雨入りが発表された。悪天候により今注目される米作りに影響が出ている。福岡県の農家・佐藤弘也さんは例年よりも1週間早く田植えを始めたが連日の雨で乾いた田んぼを耕す作業ができないまま田植えとなり、収穫量に影響が出る可能性があるという。 群馬県の米卸業者の金澤富夫さんは先月からスポット取引価格の急落に注目している。金澤さんは備蓄米の影響で銘柄米が売れなくなっていると指摘。備蓄米は全国47都道府県に流通、さらに今週小泉大臣は備蓄米の追加放出を表明ている。