デガスの牧浦さんは環境を再生しつつCO2を減らす農法のリジェネラティブ農業を拡大させている。収穫後のとうもろこしを倒し土壌を肥沃化し作物の間に土壌を健全に保つバンバラ豆をつくるよう農家に指導している。肥料を減らしても収穫量を保ったままCO2を削減できるという。リジェネラティブ農業の作物を大手食品メーカーが10~20%高く購入する動きもあり手間が増えても農家は賛同してくれるという。デガスの倉庫に切り札がありとうもろこしの袋全てにQRコードのタグがついていた。デガスは専用アプリで生育状況などの品質を管理し全てをQRコードと紐づけしている。トレーサビリティーの漏れがない仕組みを構築できたためリジェネラティブ農業の質の高さも証明できるようになった。7月には味の素などと気候対策と途上国の所得向上を目指す企業連合JAHQCCを設立した。
URL: https://jahqcc.com/