管理職に関する調査では、一般社員の8割近くが管理職になりたくないと回答。現管理職の人へのインタビューでは「責任は重い」「残業代つかない」などの悩みが。管理職の悩みをどう解決すればよいのか。mentoという会社では管理職に対してプロコーチによるコーチングを提供している。プロコーチ寺田さんによる実践を取材。寺田さんに相談するのは部下を10人持つ管理職のAさん。相談内容は半年前のチーム目標をどう振り返るか。事前課題を用意するかで悩んでいた。寺田さんはAさんに質問を繰り返し、結果課題を用意することとなった。寺田さん曰く、相手の話を聞いて問いかけることが重要。寺田さん担当の管理職は15人だが、彼の本業はLINEヤフーでの仕事だという。LINEヤフーはリーダー支援に力を入れていて、コーチング専門の部署を設置。寺田さんはその室長で、役員などにコーチングを行っている。寺田さんがこれまでコーチングを行ってきたのは、のべ3500人。社外でもコーチングをしているのは、日本を元気にしたいからだそう。