101回目を迎えた箱根駅伝は、青山学院大学が大会新記録で連覇達成。連覇を目指す青山学院で6区を任されたのは、去年ここで区間2位を記録した野村昭夢(4年)。野村は前人未踏の56分47秒の区間新記録をマークし、2位との差を3分50秒に広げる。その青山学院を猛追したのは、2年ぶりの優勝を目指す駒澤大学。7区、3位でタスキを受けた佐藤圭太(3年)は区間新の1時間43秒を記録。青山学院との差を2分以上縮めて、2位でタスキを渡す。一方逃げる青山学院は8区、去年区間賞の塩出翔太(3年)が2年連続の区間賞を獲得。そのタスキを受けたキャプテンの田中悠登(4年)の給水で、珍しい場面が。4年間苦楽を共にしてきた片山宗哉(4年生)と、給水のボトルで乾杯。原監督が初めて1年生でアンカーに抜擢した小河原陽琉は区間賞。青山学院大学は大会新記録で連覇を果たした。一方10位までに与えられるシード権争いは、4校が大混戦。残り500メートルで仕掛けた東京国際大学が8位、東洋大学、帝京大学が続いてシード権を獲得。順天堂大学はわずか7秒の差で、シード権を逃した。
URL: http://line.me/